フィチン

6-玄米を正しく理解するために

もう惑わされないぞ! 玄米との正しい付き合いをはじめよう!


いやーーー、ハカセ!本当にありがとうございました!長年のモヤモヤが一気に吹き飛びましたよ!玄米=フィチン酸で危険っていうのが、まさかこんな大きな勘違いと、ちょっとした行き違いの産物だったなんて…!

ふぉっふぉっふぉ、ケンタくんがスッキリしてくれて、ワシも嬉しいぞい。では、最後に今回の話をしっかりまとめて、これからの玄米との付き合い方を確認しておこうかの!

はいっ!お願いします!

まず、・一番大きな誤解・は、玄米に入っている『・フィチン・』と、化学的にミネラルを取り除いた『・フィチン酸・』を、ごっちゃ混ぜにしてしまっていたことじゃったな。

そうでした!名前は似てるけど、性質は全然違う、別人28号でしたね!」(※ちょっと古い)

(苦笑しつつ)う、うむ。次に、その純粋な『フィチン酸』の性質、特にミネラルとくっつく性質を・大げさに取り上げて・、『だから玄米はミネラル泥棒で危険だ!』と思い込んでしまっていたこと。

実際は、玄米のフィチンは既にミネラルとペア状態だし、泥棒どころか良いヤツかもしれなかったのに……!

そして、タイミング良く登場した『・発芽玄米・』の宣伝文句、『フィチン酸が減るから安心!』が、・意図せずとも『じゃあ普通の玄米はやっぱり良くないんだ…』という風評を後押ししてしまった・、という皮肉な側面もあったな。

わずか1.3%しか減ってなかったのに…宣伝の力って怖いですね…。

つまりじゃな、ケンタくん。この『玄米危険説』は、玄米そのものに大きな問題があったわけではなく、・情報の食い違いや、一部の性質の誇張、そしてマーケティング戦略などが複雑に絡み合って広まってしまった、ちょっとした事件・のようなものだった、ということじゃ。

なるほどー…。事件は食卓で起きてたんですね…。

だから、皆さんに伝えたいのはこれじゃ!・玄米は、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、そして近年注目されている『フィチン』というファイトケミカルも含む、非常に栄養価の高い素晴らしい食品・なんじゃ。

よーし!これからは胸を張って玄米を食べます!もうネットの怪しい情報にフラフラしません!

その意気じゃ、ケンタくん!食と健康の情報は、時に人の不安を煽るようなものも多い。だからこそ、・『あれ?』と思ったら、立ち止まって、信頼できる情報源を探したり、専門家の意見を聞いたりする・ことが大切なんじゃ。情報に振り回されるのではなく、・情報を賢く使う、『情報リテラシー』・を身につけてほしいのぅ。

はい!ハカセのおかげで、大事なことを学びました!

うむ!さあ、これで君も玄米マスターじゃ!美味しくて栄養満点の玄米を、正しい知識と共に、安心して日々の食卓で楽しんでくれたまえ!

正しい知識で、美味しく健康に!これにて一件落着!!


POINT

科学的根拠に基づき、玄米食を正しく理解するために

1.誤解の構造まとめ:「玄米危険説」は、「フィチン」と「フィチン酸」の混同、フィチン酸の性質の誇張、そして発芽玄米のマーケティングによる意図せぬ後押し、という複合的な要因によって広まった誤った情報であった。

2.玄米の正しい位置づけ:玄米に含まれるのは「フィチン」であり、ミネラル吸収の懸念はなく、むしろフィチンの有益な側面も期待でき、玄米は安全で栄養価の高い食品である。

3.科学的根拠に基づかない風評に惑わされず、正確な情報に基づいて判断することが、健康を守るために重要。

4.正しい知識を持って、栄養豊かな玄米を安心して日々の食生活に取り入れることをおすすめいたします。

『玄米、フィチン』の文献